デザインカンプは、Webサイト制作プロジェクトにおいて、Webデザイナーがクライアントや開発チームに対して、最終的なWebページの見た目やレイアウト、配色、フォント、使用される画像やアイコンなどの完成イメージを静的な画像ファイル(JPEG、PNGなど)やデザインツールファイル(Figma、XDなど)で示したものです。
コーディングを行う前のデザイン決定段階で使用され、クライアントとのイメージのすり合わせや承認を得るために不可欠な成果物となります。単なるワイヤーフレーム(骨組み)と異なり、ビジュアルの詳細までが明確に表現されているため、このカンプを基にコーダーはHTML/CSSへの実装(コーディング)に進み、プロジェクト全体の進行の土台となります。
Webサイトのトーン&マナーやブランドの世界観を具体化する設計図のような役割を果たします。