2018.02.15

オニレコ! – Netflix –

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オニレコ! – Netflix –

鬼塚レコメンド、略して「オニレコ」爆誕! 私的に盛り上がっているモノ、コト、サービスなどを鬼塚目線で紹介していきます。

さて、記念すべき第一弾はNetflix(ネットフリックス)をお薦めしたいと思います。

すでにご存知の方も多いと思いますが、というか今さら感もあるのですが、Netflixとは映像コンテンツの有料ストリーミング配信を行っているアメリカの会社、およびそのサービス名です。同じような映像配信サービスではHuluやU-NEXT、Amazonプライム・ビデオなども有名ですね。どのサービスもインターネットにつながっているテレビやPC、モバイル端末を使って映画、ドラマ、アニメなどの作品をいつでもオンデマンドで視聴することができます。我が家では1ヶ月の無料体験期間を経て先日、Netflixの正式会員となりました。

きっかけは「DEVILMAN crybaby」です。そう、あの永井豪原作のデビルマン。湯浅政明監督によるオリジナルアニメがNetflixで配信される、という情報を耳にした私は、そこで初めてNetflixに関心を向けたのです。え? 湯浅政明? デビルマン? マジか!

デビルマンは子どもの頃から慣れ親しんできた悪魔のヒーロー。旧友たちとカラオケに行ってアニソンエンディングしばりが始まると「やつらの足音のバラード」「ルパン三世主題歌II」とともに「今日もどこかでデビルマン」の取り合いになる世代です。高校生くらいで原作漫画を読んで衝撃を受ける、というのもよくあるパターンですね。そして湯浅政明といえばドラッグ作画の雄、クレイジーなパースで名高いアニメ界の天才。なにその新しいデビルマン、すごく見たい! でもNetflixでなくちゃ見られないの?

そんなわけで私は配信開始日に無料登録をしたのでした。1ヶ月だけお試しで、まぁどうせすぐに退会するしね。とか思っていたのですが、1ヶ月のうちに私はまんまと黒船に乗せられNetflix音頭をこうして踊っているのです。いやあテレビ見ている場合じゃないですよ奥さん。

「DEVILMAN crybaby」は配信日に全10話がすべて視聴可能でした。この時点ですでに「おや?」と思ったものです。正月休みだったこともあり一晩で全話を観てしまった私が、さて次になにを観ようかと考えていたところ、すでに会員になっていた弊社ザキヤマがNetflixオリジナル映画を二つ紹介してくれました。さっそくどちらも視聴した私はそのクオリティに驚き、Netflixの底知れぬ資本力すら感じました。オリジナル作品の一覧を見てみると映画やドラマ、ドキュメンタリーがざくざくあります。私はこう思いました。
「これはただの映像配信サービスではない。ちゃんと投資して良質なソフトを作っている。かつて家電メーカーがオーディオを売るためレコード会社を作ったように、配信サービス会社は会員を増やすためにオリジナルコンテンツを作っているのか。世の中がこんなことになっているなんて知らなかった。これはもう映像メディアのパラダイムシフト、もはやこのビッグウェーブに乗っからないと私は損をするんじゃないか?」

そうなんです。Netflixの最大の特徴は、とにかくオリジナルコンテンツが凄いのです。さすがに日本で作られたものはそれほど多くはありませんが、それでも毎週のように新作がどんどん増えていってます。海外、とくにアメリカの映画やドラマが好きという方にNetflixはお薦めです。

次に特筆すべきわくわくポイントは、テレビアニメのシリーズが多くあるということです。これも弊社ザキヤマが口にしていたタイトルですが「リトルウィッチアカデミア」を娘と観てはまったのを皮切りに、私のマイリストは今や「過去に好きだったアニメ」「いつか観たいと思っていたアニメ」のサムネで埋め尽くされています。壮観です。妻が見たら卒倒しそうです。いやもうすでに見てるはずなのでスルーされてます。そうしてサムネを並べてみると、なんだかノイタミナ枠のものが多い。ググるとすぐに分かりました。

Netflix – フジテレビと提携(現在は自社のFODに力を入れている)
Hulu – 日本テレビが日本事業を買収
U-NEXT – 国産の配信サービス

テレビ局の作ったコンテンツを中心に考えるなら、提携先を調べた上で契約したほうがよさそうです。

映画のラインナップも気になるところですが、万人の好みに合わせることはまず不可能だと思うので、私はどのサービスにも初めから期待していません。Netflixは結構いいところを突いてくるのですが、もちろん万能ではないのです。たとえば「未来世紀ブラジル」はあるけど「ブレードランナー」がない。「アメリ」はあるけど「ベティ・ブルー」がない。「鉄男」はあるけど「けものがれ、俺らの猿と」がない。ドラマだと「GTO」はあるけど「この世の果て」がない。アニメだと「とらドラ!」はあるけど「夏目友人帳」がない。

映画に関しては「自分の好みは自分で探す」というスタンスを崩さず、用意されたものだけに溺れないで適度な距離感をもってつきあう、というのがいいのかなと思います。

ドキュメンタリーを見てみましょう。いま私が視聴しているのはNetflixオリジナルの「ヒップホップ・エボリューション」と「I Dream of Wires」というともにニッチな音楽関連ドキュメンタリーです。「ヒップホップ・エボリューション」はDJテクニックやラップがどのように誕生して広まったかをヒップホップ界隈のビッグネームに取材して追っていくシリーズです。Bボーイ必見。「I Dream of Wires」はモジュラーシンセサイザーの歴史を辿るマニアックな映画です。どちらもパンクが絡んでくるあたり面白いです。海外のドキュメンタリーはナレーションではなく関係者の証言をつないで構成しているものが多いので客観性が感じられますね。

ドキュメンタリーのカテゴリーでもNetflixはタイトル数があるので発掘のしがいがあります。Netflix最高!

が、つい最近、U-NEXTでBBCやNHKのドキュメンタリーがたくさん視聴できると知って私は愕然としました。ああっ、「ドキュメント72時間」が大量にあるではないか。やばい、乗り換えたい……。

追記:
Netflixのコンテンツ製作に対する姿勢がよくわかる記事を見つけました。
“実写化ドラマ”の制作にNetflixが最適な理由とは?『僕だけがいない街』下山天監督が日本との製作姿勢の違いを明かす

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